バイク退院2005/11/05 19:01

 車検ついでに整備に出していたバイクを取りに行って来た。急がせて適当な仕事されても嫌なので、「時間掛けて良いからじっくりやってネ」と頼んだところナント3ヶ月も掛かってしまった。通常の車検であれば1週間くらいだと思うのだが、今回はいくつかの指定整備を注文した

 今まで2回の車検をしているが、新車で買ったという事と、大した距離を走って無いという事から全くのノーメンテナンスで自分で車検場に持ち込んでいた。法定費用だけで1回3万程なのでこれまでの6年間に費やした額は約6万弱、2回目の車検では光軸が狂っていた為に車検場最寄のバイク屋で修正して貰ったがその額2500円(高いネ)、まぁオイル交換等の日常メンテは趣味の範囲(ホントは法定点検が必要だが)と割り切って省くと年間維持費の中で強制される部分は僅か約1万円、金掛けなさ過ぎである。が、これでな~んも不具合は無かった。

 そんなこんなで3回目の車検、さすがにそろそろちゃんと手を入れてやらねば、という事でこの機会を選んだ。もうひとつきっかけがあって、マフラーを交換した際に整備好きの人がキャブの同調を取ってくれたのだがこれが甚だ怪しい、頼んでもないのにやってくれてしまったので迷惑この上ない行為ではあったのだがなし崩し的にやられてしまった(この整備好きの人についてはいずれ書く事にしよう)のである。その後問題無く動いていたのだが、エンジンが掛かりにくい日にはその事が頭をよぎるのでこの際にキャブOHをして貰う事に、更に、マフラー交換時にマフラーがカウルに触れるという事でアンダーカウルが外したままだった(整備好きの人がやりたそうだったが日没で作業終了となったんでそのまんま)のでそのフィッティングもプロの手に委ねようと思った次第

 あと、クーリングファンのアルミ化、車検や通常整備とは無関係だが冬でもちょっとした渋滞にハマるとすぐにファンが回りだす高発熱バイクなのでファンの軽量化と高効率化に効果ありそうなこのパーツには以前から興味があった。(価格も1万円程なので射程距離だったし)

 整備に出したのが7月末、完了連絡が来たのが10月半ばと長期の入院となったが、最後の1ヶ月は純正部品の納品待ちだったらしい、どの部品だったのかは、今日は整備担当者が不在だった為次回聞いてみようと思っているが、カウル関係の部品だったとの事。 取りに行くのが今日になったのは週末の天気の関係(雨の日は嫌だもんね)


という事で以下、車検費用の内訳である。

項目部品代工賃
プラグホールパッキン一式交換5,6948,400
チェンジシャフトオイルシール2941,680
バランサーシャフトオイルシール284840
リヤパッド交換5,040 
 
キャブO/H1,05021,000
フューエルホースセット4,284 
ダイヤフラムセット2,342 
 
クラッチレバーブッシュ交換525 
 
マジーアルミクーリングファン9,4504,200
カウル取り付け部品一式9,546 
 
検査代行料 18,900
車検整備一式 29,400
小計38,50984,420
合計122,929
 
自賠責保険料20,210
法定費用6,400
支払総額149,539

上記内のクラッチレバーブッシュと以下は今回点検した際に発覚した不具合だが、金額と程度の関係から 今回は以下は整備対象項目から外して貰った。
項目部品代工賃
ステムベアリング交換6,37421,000
クラッチO/H19,1658,400

 全く気づかなかったのだが、プラグホールの中はオイルの海だったらしい、という事でプラグホールのパッキン交換、それと同型バイクではお約束のトラブルであるチェンジペダル回りのオイル漏れの対応でのシール交換

 ステムベアリングはダメージがあったらしい、ハンドリングに影響する重要な部品だがバラして見て発覚した内容で運転していて気づくかない程度であれば問題無いとの事、クラッチもジャダーが出ているらしいのだがこれも微量なので急いで対応するものでも無いらしい、という事でこの2点は次回に持ち越し、
 クラッチレバーブッシュは錆びた部分が研磨剤の役割になり周囲の部品を削っていたそうで、金額が大した事無かったので依頼した。カバーを掛けて保管しているとは言え、サイドスタンドのみなので左に切ったハンドルのクラッチ部分に水分が溜まったんだろうと勝手に推察している。

 バイク屋からの帰り、バイクに不調は無かったが、持って行った時期と3ヶ月も違うと問題が・・預けてあったジャケットは夏前のものだったのでメッシュのジャケット、きょうは陽が良かったから多少は救われたが完全に季節外れでやや寒かった。