ポン君2020/07/04 23:35

そろそろ勤続3年になる派遣のポン君にあるルーティーン作業を任せている。

社員A「今までの遣り方だと後日困る事があるので、この作業を加える事にしたのでお願いします」
ポン君「3年近くやってきて慣れた作業と手順が異なるので嫌ですね」

社員A「嫌かもしれないけど、困りたく無いのでお願いします」
ポン君「じゃあ困った時にリカバリーするという事で良いでか」

社員A「いや、そういう事じゃなくて、そもそも困り事が起きない策を講じたいんですよ」
ポン君「・・・・・・」

社員A「困った時にバタバタするのではなく、予め分かっている事を押さえておく事で困らない様にしたいんです」
ポン君「でもそれは困った時の話ですよね、その為に日常の手間を増やす事はどうなのかと僕は思いますよ」

社員A「思うと言われてもなあ、こんな言い方はしたく無いのですが、”業務命令”として指示します。」
ポン君「では努力義務という事で」

社員A「いえ、努力義務じゃなくて、業務命令なので絶対やってください」
ポン君「ミスする事もあると思うので絶対は約束できないです」

社員A「・・・・」

彼に新たに指示しているのは、人の名前を記録する際に、彼は苗字しか記録しないので、どこの”佐藤さん”かが分からない事が時折ある為、フルネームと会社名やメールアドレスも合わせて記録してくれ、と言ってるだけ。そんなに特殊な事なのかな?、因みに発生頻度は平時なら2、3件である。