異論ありません ― 2014/05/08 21:36
そろそろ新人が配属される季節になってきた。新人には必ず教育担当が付く。
いつものように唐突におツルさんが自分のパソコンに向かいながら隣の部下に漠然と話を切り出す。
ツル:「今年の新人には○○から学ばせたいのよね」
部下も自分のパソコンの画面から視線を外さずに答える
部下:「そうですね、いずれにしても○○は必要ですしね」
ツル:「去年は△△からやらせたでしょ、本来は○○からだと思うの」
部下:「はい、良いと思いますけど?」
ツル:「去年○○をさせなかった二年目社員にも○○をやらせたいの」
部下:「良いんじゃないですか?」
ツル:「○○からさせるべきなのよ」
ここでおツルさんは部下に体を向ける。部下は仕方なしに手を止めて顔だけをおツルさんに向け答える。
部下:「はぁ、良いと思いますけど?」
ツル:「去年は事情があったから△△からやらせたけどね」
部下:「そうでしたね、去年は仕方なかったと思います」
ツル:「だから今年は○○からやらせたいの」
部下:「そうですね、賛成です」
ツル:「○○からやらせるのが順番ですからね」
部下:「そうですね」
ツル:「△△からやらせるのは順序が違うのよ」
部下:「そうですよね、○○からで良いと思いますよ?」
ツル:「だから○○からやらせたいって言ってるのよっ!!」
部下:「ですよね、異論はありません」
ツル:「異論は求めてませんっ!(怒)」
部下:「・・・・・」
因みにこの部下は教育担当ではない。
いつものように唐突におツルさんが自分のパソコンに向かいながら隣の部下に漠然と話を切り出す。
ツル:「今年の新人には○○から学ばせたいのよね」
部下も自分のパソコンの画面から視線を外さずに答える
部下:「そうですね、いずれにしても○○は必要ですしね」
ツル:「去年は△△からやらせたでしょ、本来は○○からだと思うの」
部下:「はい、良いと思いますけど?」
ツル:「去年○○をさせなかった二年目社員にも○○をやらせたいの」
部下:「良いんじゃないですか?」
ツル:「○○からさせるべきなのよ」
ここでおツルさんは部下に体を向ける。部下は仕方なしに手を止めて顔だけをおツルさんに向け答える。
部下:「はぁ、良いと思いますけど?」
ツル:「去年は事情があったから△△からやらせたけどね」
部下:「そうでしたね、去年は仕方なかったと思います」
ツル:「だから今年は○○からやらせたいの」
部下:「そうですね、賛成です」
ツル:「○○からやらせるのが順番ですからね」
部下:「そうですね」
ツル:「△△からやらせるのは順序が違うのよ」
部下:「そうですよね、○○からで良いと思いますよ?」
ツル:「だから○○からやらせたいって言ってるのよっ!!」
部下:「ですよね、異論はありません」
ツル:「異論は求めてませんっ!(怒)」
部下:「・・・・・」
因みにこの部下は教育担当ではない。
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